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アイテム詳細

中原圭介

フォレスト出版

グループ:Book

ランキング:106

価格:¥ 1,575

発売日:2009-10-22

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カスタマーレビュー

次のバブルに備えよ。  (2009-11-24)
スマートグリッド、電気自動車、原子力が21世紀の基幹産業となり、排出権取引が人類史上最大となるバブルを引き起こす。このバブルは周到な準備の下に進行している計画されたバブルであり、今回の世界同時金融危機で毀損した資産価値を一気に元に戻せる規模でやってくる。20世紀をリードした日本のハイテク技術は、言わば世界全体で進められているオール電化の時代に古びてくる可能性が高い。そして、アメリカが仕組んだ環境バブルに乗れなければ、このまま沈んでしまう可能性がある、といった強烈な「排出権バブル」が次にくるトレンドであるという分析をされています。巻末には推奨銘柄も付されていますので、株の取引をされている方は参考にしたいことでしょう。環境は、今の株式市場の主要テーマですから、多くの人が注目していると思いますが、特に「電気」に絞っている点などはユニークと思えます。このバブルは、COP15の開催される今年の12月が節目になる、という予測です。陰謀説というのは、あまり好みではありませんが、環境銘柄を買い進む後押しになると思います。地球環境問題というのは、本当に難しい側面をもっています。これ以上のテーマはないというほどの規模で存在していますが、裏づけに乏しいのも不思議なほどです。温暖化ではなく脱石油であれば、方向を間違えないと思えます。

おもしろい推理小説を読んだような読後感  (2009-11-24)
著者の展開する「環境論議に含まれるウソ(と言いすぎであれば不確かなこと)」の話は,
これまでも幾度か,別の所で別の人から耳にしたことがある。

だがそれを著者のように,今起こっている経済活動の現場,とりわけ株取引と結びつけて
とらえる思考力は私にはなかった。

それだけでも私にとっては十分楽しめたし,また著者の立論には引き込まれるものがあった。

株式投資の経験自体まだそうあるわけではないのだが,物事の道筋を追い,それを自身の
投資行動にどう結びつけていくのか,という意味で,著者の仮説は魅力的だし,説得力も
ある。冒頭に書いた「おもしろい推理小説」とはそういう意味だ。

ただ,一方でこれが実際に自分のなけなしの資産を投じて行う投資活動において,どれだけ
重視するのかについては,著者や出版社が警鐘を鳴らすまでもなく,あくまで自身の判断に
基づいて行うべきであろう。しかし,これだけ魅力的な推察を提示されると,誰しもそれに
乗ってみたくはなるものだ。

ご多分に漏れずに私のその一人になることはほぼ間違いないだろう。

バブル経済を誘導できるとすれば・・・  (2009-11-12)
本書を読むまで、グリーンニューディール政策は、
金融ショックを緩和させるとしても、
まったくもって焼け石に水状態だと考えていました。
G20が開催されるたびに、アメリカの金融事情は益々危険では?
世界恐慌の引き金になる可能性も否めない考えでした。
確かにこれらの懸念は払拭されることはありません。

ですが、最も興味深かった内容として、
アメリカが
「いつでも世界をバブル経済へと誘導できることができるのではないか」
ということです。
確かに、オバマ大統領の周りには金融ショックを引き起こした
当事者たちが多いことは間違いありません。

そう考えれば、次のシナリオはすでに用意され、
中原氏が言うように、とんでもないバブルが潜んでいるのかもしれません。

世界オール電化という考え方。
この言葉の意味は、まさしくバブルの幕開けだと感じます。

技術的優位性の失墜  (2009-11-08)
環境というここちよい響きにつられて色々な側面で日本が貧乏くじを引く
ストーリーは大変興味深く合理的な内容でした。
先日、NHKスペシャルで電気自動車の特集を見ましたが、
筆者の内容と克明に重なっており日本が持つ先端技術が将来的に無価値になる可能性は
十分に考えられます。製造業に身を置く個人として脅威とともに、ここ数年は
自動車業界の分水嶺になるのではないか?と考えさせられました。

「環境」と言われると耳触りが良いです。  (2009-11-04)
環境問題≒地球温暖化、原因をCO2に仕立て上げた上で石油に替わる新エネルギー導入と新エネルギーによる産業構造の転換が起きる可能性が高い。
世間はCO2削減一色になっているが地球温暖化の原因がCO2増加というはっきりした証拠はないし原因はCO2ではないという学説もある。各国のCO2排出削減にしてもしっかり計測できる方法は無い。
地球温暖化の真の原因というのは置いておいて投資家としては環境(新エネルギー関連)バブルが起きるのならそれを上手く利用すべきでは、という趣旨でした。
具体的に何をするかは巻末に株式の有望銘柄等が紹介されています。

鳩山政権が打ち出したCO2削減目標、実現のためにこの本でも問題が指摘されている排出権取引の活用といった記事も新聞等で見受けられます。
排出権取引・・・この本を読まずとも胡散臭いと思っている人が多いかと思います。
しかし排出権の高騰というのは現実味を帯びてきているように感じます。

「脱化石エネルギーを導入してもCO2は減らない、本当にCO2削減というならエネルギー消費そのものを減らすしかない」というお話も紹介されています、著者も本当はそう考えていそうです。
専門家でもお年を召した方だと「モノが増える→企業活動活性化は良い事」という思考一辺倒でこういう考えを持っている人は少ない気がします。

有望企業をリサーチしつつも現実的な、冷静な視点を保っているから相場で勝てるのでしょうか。

産業構造の転換の結果日本に生じる不利益と地位低下の件は説得力があります。「トヨタなら間違い無いだろう」と無条件で考えてしまう人は本代の価値は充分にあると思います。

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